家庭の医学

「遺伝子検査」は手の届く時代へ

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誤嚥性肺炎

概説

 に引き続いて発症する肺炎です。は、明らかで大量のよりも、不顕性といって、口腔物や胃液が少量ずつ肺内へ吸引されるのほうが原因として重要です。この不顕性にあわせて細菌が吸引され、肺炎が引き起こされます。とくに高齢者や脳卒中患者で多くみられます。

症状

 肺炎は一般に、発熱、咳、痰(たん)、呼吸困難、胸痛などを主な症状としますが、高齢者の場合、これらの訴えがはっきりしません。肺炎は、一般的に38℃以上の高熱を起こしますが、高齢者の場合、体温の上昇をみないか、あっても微熱程度のものが少なくありません。それに対して、呼吸数は増え、皮膚や舌の乾燥、すなわち脱水状態にあることが多いといわれています。「何となく元気がない」「食欲がない」場合でも肺炎を疑って検査を進める必要があります。

診断

 肺炎の診断は、胸のレントゲン検査で行われます。性肺炎では低酸素血症に陥っていることが多くあります。オキシメータが広く普及しているため、胸部X線像とともにSpO2(動脈血酸素飽和度)をモニターすることが診断の参考となります。起因菌ののため、(かくたん)の培養検査を行います。気管支鏡で気管内採痰ができれば診断がより確実になりますが、患者さんの状態があまりよくないことが多いので、起因菌のは難しいこともしばしばあります。口腔内常在菌による不顕性の嚥下性肺炎の頻度が高いのですが、最も頻度が高いのは肺炎球菌です。

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(執筆者:寺本信嗣

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出典:「家庭のドクター 標準治療 最新版」(発行:日本医療企画 - 総監修:寺下医学事務所)/ 執筆者一覧


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